こんにちは、情報系大学生のハル(Blog_IT_haru)です。
今回は、C言語でのAtCoder Beginner Contest 240(ABC240)に参加したので、自分の復習を兼ねてまとめていきたいと思います。
なお、私は灰色coderで、まださほど参加したことがありません。
超初心者ですので、備忘録的にまとめていきます。
問題
下の画像で示す図において、a 番の点と b 番の点が線で直接結ばれているかを答える。
a,bが入力として与えられ、YesかNoを出力する。
制約:1≤a<b≤10で、a,b は整数。
問題ページ:A - Edge Checker
正解率
以下の正解率となっています。
とても高い正解率なので、簡単な問題だったことが伺えます。
灰コーダー正解率:97.9 %
茶コーダー正解率:99.0 %
緑コーダー正解率:97.8 %
私の考え方
単純に、2から9のときは、1足したものと、1引いたものであるかを比べる。
10と1のときのみ少し特殊になるので、場合分けをした。
私のソースコード
#include <stdio.h>
int main(void){
int a,b;
scanf("%d %d",&a,&b);
if(a==1){
if(a+1==b||a+9==b){
printf("Yes\n");
}
else{
printf("No\n");
}
}
else if(a==10){
if(a-1==b || a-9==b){
printf("Yes\n");
}
else{
printf("No\n");
}
}
else{
if(a-1==b||a+1==b){
printf("Yes\n");
}
else{
printf("No\n");
}
}
}
公式の解説・考え方
問題の条件を達成することは、b−a=1 または b−a=9 が成り立つことと同値なので、それをプログラムに落とし込みます。
これは、私の考え方とほぼ同様です。
ただ、公式のコードの方がスマートですね笑
以下の公式ページに書いてあった、C++のコードを、C言語ver.にしました。
Editorial - AtCoder Beginner Contest 240
公式の考え方のコード
#include <stdio.h>
int main(void)
{
int a, b;
scanf("%d%d",&a,&b);
if(b-a == 1 || b-a == 9) printf("Yes\n");
else printf("No\n");
return 0;
}
必要な知識
以下の知識が必要です。
※各項目をクリックすることで、該当の部分に飛べます。
scanfで値を読み取る方法
今回は、整数なので、以下の様に読み取ります。
int a;
scanf("%d",&a);
intは、型の種類の一つで、整数を取り扱います。
簡単に言うと、大きさが大きくない整数を取り扱える型です。
int型を、scanfで読み取るときの変換指定子は、dです。
変換指定子を簡単に言うと、整数を読み取るためのものです。
scanf自体は、scanf(”書式文字列”, &変数名1, &変数名2…)というふうに使用します。
書式文字列の中に、%dなどの変換指定子を書きます。
使い方は以下のような感じです。
int a; scanf("%d",&a);
if文の使い方
過去に、if文について書いていた記事がありましたので、一部引用しました。
ifという文字通り、「~なら~する」という、条件で処理を実行するか否か決めることができます。
次のように使います。
if (条件式) 処理 ;
または、
if(条件式){ 処理; }
です。
(引用元:C言語で最大値を求める - ハルの初心者プログラミング部)
ただ、私の考え方で解く場合はelse ifの知識も必要です。
以下のように使用します。
ifは最初の1つだけ、elseも最後の1つだけですが、else ifは何回でも使用することができます。
if(条件式){ /*実行すること*/ } else if(条件式){ /*実行すること*/ } else{ /*実行すること*/ }
printfの使い方
過去に、printfについて書いていた記事がありましたので、一部引用しました。
printfは、文字列を表示するための関数です。
普通の文字列の場合
printf("tameshi");
\n
printf内で使います。
改行を行います。
先程の変換指定子の前か後に記入します。
前に記入した場合は前が改行され、後ろに記入した場合は後ろが改行されます。
今回も、見やすく出力するために、使用しました。
printf("\n%d",sum);
こんな感じですね。
(引用元:C言語で合計値を求める - ハルの初心者プログラミング部)
おすすめな記事
ABC238の、A,B,C問題の解説の記事もありますので、ぜひ読んでみてください。
ABC239も書いてます。
まとめ
いかがでしたか?
今回のA問題は、超がつくほど簡単でしたね。
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