こんにちは、情報系大学生のハル(Blog_IT_haru)です。
今回は、C言語でのAtCoder Beginner Contest 246(ABC246)に参加したので、自分の復習を兼ねてまとめていきたいと思います。
なお、私は灰色coderで、まださほど参加したことがありません。
超初心者ですので、備忘録的にまとめていきます。
問題
次元平面上の点(0,0)から点(A,B)に向かって距離1だけ移動するので、移動後の座標を出力する。入力として、A,Bを受け取る。
制約:入力は全て整数であり、0以上1000以下。点Xから点Yに向かって距離d(≤線分XYの長さ)だけ移動すると、線分XY上で点Xからの距離がdであるような点に辿りつく。
問題ページ:B - Get Closer
正解率
まだ公開されていないため、公開され次第載せます。
私の考え方
数学で、三平方の定理の考え方を用いる。
私のソースコード
#include <stdio.h>
#include <math.h>
int main(void){
int a,b;
scanf("%d %d",&a,&b);
double c = sqrt(a*a+b*b);
printf("%f %f\n",a/c,b/c);
}
公式の解説・考え方
以下が公式の考え方のサイトです。
公式では、私と同様の方法と、偏角を持ちいた方法が解説されています。
※サンプルコードはC++のみです。
Editorial - AtCoder Beginner Contest 246
必要な知識
以下の知識が必要です。
※各項目をクリックすることで、該当の部分に飛べます。
scanfで値を読み取る方法
今回は、整数なので、以下の様に読み取ります。
int a;
scanf("%d",&a);
intは、型の種類の一つで、整数を取り扱います。
簡単に言うと、大きさが大きくない整数を取り扱える型です。
int型を、scanfで読み取るときの変換指定子は、dです。
変換指定子を簡単に言うと、整数を読み取るためのものです。
scanf自体は、scanf(”書式文字列”, &変数名1, &変数名2…)というふうに使用します。
書式文字列の中に、%dなどの変換指定子を書きます。
使い方は以下のような感じです。
※上のコードと同じです。
int a; scanf("%d",&a);
if文の使い方
過去に、if文について書いていた記事がありましたので、一部引用しました。
ifという文字通り、「~なら~する」という、条件で処理を実行するか否か決めることができます。
次のように使います。
if (条件式) 処理 ;
または、
if(条件式){ 処理; }
です。
(引用元:C言語で最大値を求める - ハルの初心者プログラミング部)
ただ、私の考え方で解く場合はelse ifの知識も必要です。
以下のように使用します。
ifは最初の1つだけ、elseも最後の1つだけですが、else ifは何回でも使用することができます。
if(条件式){ /*実行すること*/ } else if(条件式){ /*実行すること*/ } else{ /*実行すること*/ }
printfの使い方
過去に、printfについて書いていた記事がありましたので、一部引用しました。
printfは、文字列を表示するための関数です。
普通は、以下のように、文字列を記述するのですが、今回は整数の計算結果を記述したいので、少し違う書き方になりましたね。
普通の文字列の場合
printf("tameshi");
整数の場合
printf("%d",sum);
このとき出てきた、%dのdが、変換指定子dです。
%d
printf内で使います。
整数を10進数で出力します。
int型に対応します。
使用例
printf("%d",10);
この場合、10と出力されます。
\n
printf内で使います。
改行を行います。
先程の変換指定子の前か後に記入します。
前に記入した場合は前が改行され、後ろに記入した場合は後ろが改行されます。
今回も、見やすく出力するために、使用しました。
printf("\n%d",sum);
こんな感じですね。
(引用元:C言語で合計値を求める - ハルの初心者プログラミング部)
sqrtの使い方
sqrtは、√(ルート、平方根)を求めるための関数です。
#include <math.h>をすることによって、利用することができます。
double型が返ってくる関数です。
おすすめな記事
ABC238~246の、A,B,C問題の解説の記事もありますので、ぜひ読んでみてください。
※A問題のみやA問題とB問題のみの場合もあります。
まとめ
いかがでしたか?
B問題でしたが、数学的知識があれば、シンプルなコードでACが取れる問題でしたね。
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