こんにちは、情報系大学生のハル(Blog_IT_haru)です。
今回は、C言語でのAtCoder Beginner Contest 244(ABC244)に参加したので、自分の復習を兼ねてまとめていきたいと思います。
なお、私は灰色coderで、まださほど参加したことがありません。
超初心者ですので、備忘録的にまとめていきます。
問題
入力としてNと、長さNの文字列Sが与えられるので、末尾の文字を出力する。
制約:Nは整数、1≤N≤1000、Sは英小文字からなる長さNの文字列である。
問題ページ:A - Last Letter
正解率
まだ公開されていないため、公開され次第載せます。
私の考え方
単純に、NとSを受け取り、末尾を出力するだけ。
私のソースコード
#include <stdio.h>
#include <string.h>
int main(void){
int n;
scanf("%d",&n);
char s[n];
scanf("%s",s);
printf("%c\n",s[strlen(s)-1]);
}
公式の解説・考え方
公式の解説も、私と同様です。
Editorial - AtCoder Beginner Contest 244
必要な知識
以下の知識が必要です。
※各項目をクリックすることで、該当の部分に飛べます。
・配列
scanfで値を読み取る方法
整数の場合、以下の様に読み取ります。
int a;
scanf("%d",&a);
intは、型の種類の一つで、整数を取り扱います。
簡単に言うと、大きさが大きくない整数を取り扱える型です。
int型を、scanfで読み取るときの変換指定子は、dです。
変換指定子を簡単に言うと、整数を読み取るためのものです。
scanf自体は、scanf(”書式文字列”, &変数名1, &変数名2…)というふうに使用します。
書式文字列の中に、%dなどの変換指定子を書きます。
使い方は以下のような感じです。
int a; scanf("%d",&a);
printfの使い方
過去に、printfについて書いていた記事がありましたので、一部引用しました。
printfは、文字列を表示するための関数です。
普通の文字列の場合
printf("tameshi");
整数の場合
printf("%d",sum);
このとき出てきた、%dのdが、変換指定子dです。
%d
printf内で使います。
整数を10進数で出力します。
int型に対応します。
※今回は、char型のため、%cを用いました。
使用例
printf("%d",10);
この場合、10と出力されます。
printf("%c",a[0]);
この場合、a[0]に入っている文字が出力されます。
\n
printf内で使います。
改行を行います。
先程の変換指定子の前か後に記入します。
前に記入した場合は前が改行され、後ろに記入した場合は後ろが改行されます。
今回も、見やすく出力するために、使用しました。
printf("\n%d",sum);
こんな感じですね。
(引用元:C言語で合計値を求める - ハルの初心者プログラミング部)
配列
配列は、ちょっとわかりにくいかもしれませんが、分かればそんなに難しくはありません。
たとえば、int a[5];と宣言された配列があるとすると、これは、aというタンスに、番号が振られた引き出しが5つあることを示しています。
また、int a[5];と宣言されているので、その引き出しには、int型のものしか入りません。
※今回は、char型なので、char型のものが入るということになります。
Aというタンス↓
a[0]~a[4]と添字が書かれた配列が存在します。
int a[5];と宣言しているので、添字は0,1,2,3,4です。
5つの引き出しがありますが、a[5]という添字の入れ物は無いことに注意しましょう。
int a[5] = {1,2,3,4,5};と宣言した場合、a[0]には1が、a[1]には2が、といった感じでそれぞれ値が入っています。
ただし、AtCoderなど、入力する値がある場合は、{}のように事前に値を入れずに、以下のようにして配列を使うことが多いです。
事前に値を入れておくことを、初期化と言います。
int a[5];
for(int i=0;i<5;i++){
scanf(“%d”,a[i]);
}
これはfor文でi、すなわち添字を0から4まで増やしていき、値を入れているということです。
この場合、入力が1 2 3 4 5とされていれば、値がそれぞれ入っていきます。
※今回の場合、文字列とわかっているため、以下の様になりましたね。
char s[n]; scanf("%s",s);
これで、一文字ずつ、配列に入っています。
ただ、スペースが有る場合、scanfの%dの後ろにスペースを開けないといけませんのでご注意を。
配列について、もう少し詳しい説明が知りたい方は、以下のサイトがおすすめです。
#include <string.h>
今回は、文字列の長さを取得する際、strlenを使いました。
これは、#include <string.h>をしないと使えないものなので、そのようにしています。
ただ、今回の場合は、長さnとわかっていますので、strlenを使う必要はありません。
一応、練習として、解説しておきます。
おすすめな記事
ABC238の、A,B,C問題の解説の記事もありますので、ぜひ読んでみてください。
まとめ
いかがでしたか?
A問題はやっぱりそんなに難しくないですね。
\ほんとの初心者の方は、本で学ぶのもおすすめ!/
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