こんにちは、情報系大学生のハル(Blog_IT_haru)です。
今回は、C言語でのAtCoder Beginner Contest 240(ABC240)に参加したので、自分の復習を兼ねてまとめていきたいと思います。
なお、私は灰色coderで、まださほど参加したことがありません。
超初心者ですので、備忘録的にまとめていきます。
問題
長さ N の正整数列a=(a1,a2,…,aN) には何種類の整数が現れるか出力する。
入力として、Nと、正数列aを受け取る。
制約:1≤N≤1000,1≤ai≤109, (1≤i≤N)で、入力は全て整数
問題ページ:B - Count Distinct Integers
正解率
90%を超えているため、全体的に簡単な問題だったと思います。
※私はREを取り除けずダメでしたが笑
灰コーダー正解率:93.3 %
茶コーダー正解率:99.0 %
緑コーダー正解率:97.5 %
私の考え方
うまく行かなかったので、省略します。
公式の解説・考え方
今回は、公式の考え方、解放1を紹介します。
aに現れる整数を順番に見ていき、「それが初めて登場した整数なら答えに 1 を足す」ことを繰り返せばよいです。
aiが初めて登場する整数であるための条件は、全ての j<i に対しaj=aiであることです。
これを for 文などを用いて実装することで正解することができます。
公式の考え方のコード
#include <stdio.h>
int main(void){
int n;
scanf("%d",&n);
int a[n+1];
for(int i=0;i<n;i++){
scanf("%d",&a[i]);
}
int ans = 0;
for (int i = 0; i < n;++i) {
int appeared = 0;
for (int j = 0; j < i; ++j) {
if (a[i] == a[j]) {
appeared = 1;
}
}
if (!appeared) {
ans += 1;
}
}
printf("%d\n",ans);
}
必要な知識
以下の知識が必要です。
※各項目をクリックすることで、該当の部分に飛べます。
・配列
scanfで値を読み取る方法
今回は、整数なので、以下の様に読み取ります。
int a;
scanf("%d",&a);
intは、型の種類の一つで、整数を取り扱います。
簡単に言うと、大きさが大きくない整数を取り扱える型です。
int型を、scanfで読み取るときの変換指定子は、dです。
変換指定子を簡単に言うと、整数を読み取るためのものです。
scanf自体は、scanf(”書式文字列”, &変数名1, &変数名2…)というふうに使用します。
書式文字列の中に、%dなどの変換指定子を書きます。
使い方は以下のような感じです。
int a; scanf("%d",&a);
if文の使い方
過去に、if文について書いていた記事がありましたので、一部引用しました。
ifという文字通り、「~なら~する」という、条件で処理を実行するか否か決めることができます。
次のように使います。
if (条件式) 処理 ;
または、
if(条件式){ 処理; }
です。
(引用元:C言語で最大値を求める - ハルの初心者プログラミング部)
ただ、私の考え方で解く場合はelse ifの知識も必要です。
以下のように使用します。
ifは最初の1つだけ、elseも最後の1つだけですが、else ifは何回でも使用することができます。
if(条件式){ /*実行すること*/ } else if(条件式){ /*実行すること*/ } else{ /*実行すること*/ }
printfの使い方
過去に、printfについて書いていた記事がありましたので、一部引用しました。
printfは、文字列を表示するための関数です。
普通は、以下のように、文字列を記述するのですが、今回は整数の計算結果を記述したいので、少し違う書き方になりましたね。
普通の文字列の場合
printf("tameshi");
整数の場合
printf("%d",sum);
このとき出てきた、%dのdが、変換指定子dです。
%d
printf内で使います。
整数を10進数で出力します。
int型に対応します。
使用例
printf("%d",10);
この場合、10と出力されます。
\n
printf内で使います。
改行を行います。
先程の変換指定子の前か後に記入します。
前に記入した場合は前が改行され、後ろに記入した場合は後ろが改行されます。
今回も、見やすく出力するために、使用しました。
printf("\n%d",sum);
こんな感じですね。
(引用元:C言語で合計値を求める - ハルの初心者プログラミング部)
for文の使い方
同じ処理を繰り返したいときに使用する関数です。
似たような機能をもつ関数として、while文もありますが、今回は、省略します。
for文は、以下のように記述します。
for(初期値;繰り返し条件;変化式){ 繰り返したい動作 }
今回はi=0から、i<5のときfor文の中身である足し算を繰り返すという処理を行いました。
より詳しく知りたい方は、こちらからどうぞ。
配列
配列は、ちょっとわかりにくいかもしれませんが、分かればそんなに難しくはありません。
たとえば、int a[5];と宣言された配列があるとすると、これは、aというタンスに、番号が振られた引き出しが5つあることを示しています。
また、int a[5];と宣言されているので、その引き出しには、int型のものしか入りません。
Aというタンス↓
a[0]~a[4]と添字が書かれた配列が存在します。
int a[5];と宣言しているので、添字は0,1,2,3,4です。
5つの引き出しがありますが、a[5]という添字の入れ物は無いことに注意しましょう。
int a[5] = {1,2,3,4,5};と宣言した場合、a[0]には1が、a[1]には2が、といった感じでそれぞれ値が入っています。
ただし、AtCoderなど、入力する値がある場合は、{}のように事前に値を入れずに、以下のようにして配列を使うことが多いです。
事前に値を入れておくことを、初期化と言います。
int a[5];
for(int i=0;i<5;i++){
scanf(“%d”,a[i]);
}
これはfor文でi、すなわち添字を0から4まで増やしていき、値を入れているということです。
この場合、入力が1 2 3 4 5とされていれば、値がそれぞれ入っていきます。
ただ、スペースが有る場合、scanfの%dの後ろにスペースを開けないといけませんのでご注意を。
配列について、もう少し詳しい説明が知りたい方は、以下のサイトがおすすめです。
おすすめな記事
ABC238の、A,B,C問題の解説の記事もありますので、ぜひ読んでみてください。
まとめ
いかがでしたか?
分かれば、そんなに難しい問題では無いと思います。
\ほんとの初心者の方は、本で学ぶのもおすすめ!/
以下の記事でおすすめ本紹介しています!
この記事がいいな、と思ってくれたら、SNSなどで拡散したり、
ブックマークやコメントなどしてくれると励みになります!
下の方とサイドバーにある、サポートもお待ちしています!
更に、読者になってくれたら、お返しに私も読者になります!
また、この記事の内容についてなにかありましたら、
お問い合わせ、コメント、TwitterのDMなどによろしくお願いします。
それでは。