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【AtCoder】超初心者のためのAtCoder Beginner Contest 240B問題の解説【C言語】【ABC240】

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こんにちは、情報系大学生のハル(Blog_IT_haru)です。

今回は、C言語でのAtCoder Beginner Contest 240(ABC240)に参加したので、自分の復習を兼ねてまとめていきたいと思います。

なお、私は灰色coderで、まださほど参加したことがありません。

超初心者ですので、備忘録的にまとめていきます。

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問題

B問題

長さ N の正整数列a=(a1,a2,…,aN) には何種類の整数が現れるか出力する。

入力として、Nと、正数列aを受け取る。

制約:1≤N≤1000,1≤ai≤109, (1≤i≤N)で、入力は全て整数

問題ページ:B - Count Distinct Integers

正解率

90%を超えているため、全体的に簡単な問題だったと思います。

※私はREを取り除けずダメでしたが笑

灰コーダー正解率:93.3 %
茶コーダー正解率:99.0 %
緑コーダー正解率:97.5 %

引用:【AtCoder解説】PythonでABC240のA,B,C,D,E問題を制する! - Qiita

私の考え方

うまく行かなかったので、省略します。

公式の解説・考え方

今回は、公式の考え方、解放1を紹介します。

aに現れる整数を順番に見ていき、「それが初めて登場した整数なら答えに 1 を足す」ことを繰り返せばよいです。

aiが初めて登場する整数であるための条件は、全ての j<i に対しaj=aiであることです。

これを for 文などを用いて実装することで正解することができます。

Editorial - AtCoder Beginner Contest 240より引用

公式の考え方のコード

C++で書いてあったコードをC言語にverにしました。

#include <stdio.h>
int main(void){
    int n;
    scanf("%d",&n);
    int a[n+1];
    for(int i=0;i<n;i++){
        scanf("%d",&a[i]);
    }
     int ans = 0;
     for (int i = 0; i < n;++i) {
         int appeared = 0;
         for (int j = 0; j < i; ++j) {
             if (a[i] == a[j]) {
                appeared = 1;
             }
         }
         if (!appeared) {
             ans += 1;
         }
     }
  printf("%d\n",ans);
}

必要な知識

以下の知識が必要です。

※各項目をクリックすることで、該当の部分に飛べます。

scanfでの値の読み取る方法

if文の使い方

printfの使い方

for文の使い方

配列

scanfで値を読み取る方法

今回は、整数なので、以下の様に読み取ります。

    int a;
scanf("%d",&a);

intは、型の種類の一つで、整数を取り扱います。

簡単に言うと、大きさが大きくない整数を取り扱える型です。

int型を、scanfで読み取るときの変換指定子は、dです。

変換指定子を簡単に言うと、整数を読み取るためのものです。

scanf自体は、scanf(”書式文字列”, &変数名1, &変数名2…)というふうに使用します。

書式文字列の中に、%dなどの変換指定子を書きます。

使い方は以下のような感じです。

int a;
scanf("%d",&a);

if文の使い方

過去に、if文について書いていた記事がありましたので、一部引用しました。

ifという文字通り、「~なら~する」という、条件で処理を実行するか否か決めることができます。

次のように使います。

if (条件式) 処理 ;

または、

if(条件式){
  処理;
}

です。

(引用元:C言語で最大値を求める - ハルの初心者プログラミング部

ただ、私の考え方で解く場合はelse ifの知識も必要です。

以下のように使用します。

ifは最初の1つだけ、elseも最後の1つだけですが、else ifは何回でも使用することができます。

    if(条件式){
        /*実行すること*/
    }
    else if(条件式){
        /*実行すること*/
    }
    else{
        /*実行すること*/
    }

printfの使い方

過去に、printfについて書いていた記事がありましたので、一部引用しました。

printfは、文字列を表示するための関数です。

普通は、以下のように、文字列を記述するのですが、今回は整数の計算結果を記述したいので、少し違う書き方になりましたね。

普通の文字列の場合

printf("tameshi");

整数の場合

printf("%d",sum);

このとき出てきた、%dのdが、変換指定子dです。

%d

printf内で使います。

整数を10進数で出力します。

int型に対応します。

使用例

printf("%d",10);

この場合、10と出力されます。

\n

printf内で使います。

改行を行います。

先程の変換指定子の前か後に記入します。

前に記入した場合は前が改行され、後ろに記入した場合は後ろが改行されます。

今回も、見やすく出力するために、使用しました。

printf("\n%d",sum);

こんな感じですね。

(引用元:C言語で合計値を求める - ハルの初心者プログラミング部

for文の使い方

同じ処理を繰り返したいときに使用する関数です。

似たような機能をもつ関数として、while文もありますが、今回は、省略します。

for文は、以下のように記述します。

for(初期値;繰り返し条件;変化式){
繰り返したい動作
}

今回はi=0から、i<5のときfor文の中身である足し算を繰り返すという処理を行いました。

より詳しく知りたい方は、こちらからどうぞ。

繰り返しを行う文 - 苦しんで覚えるC言語

配列

配列は、ちょっとわかりにくいかもしれませんが、分かればそんなに難しくはありません。

たとえば、int a[5];と宣言された配列があるとすると、これは、aというタンスに、番号が振られた引き出しが5つあることを示しています。

また、int a[5];と宣言されているので、その引き出しには、int型のものしか入りません。

Aというタンス↓

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a[0]~a[4]と添字が書かれた配列が存在します。

int a[5];と宣言しているので、添字は0,1,2,3,4です。

5つの引き出しがありますが、a[5]という添字の入れ物は無いことに注意しましょう。

int a[5] = {1,2,3,4,5};と宣言した場合、a[0]には1が、a[1]には2が、といった感じでそれぞれ値が入っています。

ただし、AtCoderなど、入力する値がある場合は、{}のように事前に値を入れずに、以下のようにして配列を使うことが多いです。

事前に値を入れておくことを、初期化と言います。

    int a[5];
for(int i=0;i<5;i++){
scanf(“%d”,a[i]);
}

これはfor文でi、すなわち添字を0から4まで増やしていき、値を入れているということです。

この場合、入力が1 2 3 4 5とされていれば、値がそれぞれ入っていきます。

ただ、スペースが有る場合、scanfの%dの後ろにスペースを開けないといけませんのでご注意を。

配列について、もう少し詳しい説明が知りたい方は、以下のサイトがおすすめです。

配列の使い方 - 苦しんで覚えるC言語 [MMGames]

おすすめな記事

ABC238の、A,B,C問題の解説の記事もありますので、ぜひ読んでみてください。

blog-it.hatenablog.com

blog-it.hatenablog.com

blog-it.hatenablog.com

まとめ

いかがでしたか?

分かれば、そんなに難しい問題では無いと思います。

\ほんとの初心者の方は、本で学ぶのもおすすめ!/

以下の記事でおすすめ本紹介しています!

blog-it.hatenablog.com

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