こんにちは、情報系大学生のハル(Blog_IT_haru)です。
今回は、C言語でのAtCoder Beginner Contest 243(ABC243)に参加したので、自分の復習を兼ねてまとめていきたいと思います。
なお、私は灰色coderで、まださほど参加したことがありません。
超初心者ですので、備忘録的にまとめていきます。
問題
風呂には、高橋君の父、高橋君の母、高橋君の順に入り、それぞれシャンプーを A,B,Cミリリットル使い、今朝の時点で、ボトルには V ミリリットルのシャンプーが残っていました。このまま補充しない時、初めてシャンプーが不足するのは誰が使おうとした時か出力する。
入力は、V,A,B,Cを受け取り、不足するのが高橋君の父が使おうとしたときならば F、高橋君の母が使おうとしたときならば M、高橋君が使おうとしたときならば T を出力する。
制約:1≤V,A,B,C≤105であり入力は全て整数。
問題ページ:A - Shampoo
正解率
まだ公開されていないため、公開され次第載せます。
私の考え方
for文で回していき、vからa,b,cを引いた時、vが0以下になれば、不足であるとし、ctでそれが誰の時か記録して、最後にif文で出力する。
私のソースコード
#include <stdio.h>
int main(void){
int v,a,b,c;
scanf("%d %d %d %d",&v,&a,&b,&c);
int ct;
for(int i=0;i<=10000;i++){
v-=a;
if(v<0){
ct = 0;
break;
}
v-=b;
if(v<0){
ct =1;
break;
}
v-=c;
if(v<0){
ct = 2;
break;
}
}
if(ct==0){
printf("F\n");
}
else if(ct==1){
printf("M\n");
}
else{
printf("T\n");
}
}
公式の解説・考え方
以上のわたしの解法は、公式の解法1に近かったと思います。
以下より確認ください。
解法2は、単純にA+B+Cを足したものを考えて、求めていました。
Editorial - AtCoder Beginner Contest 243
必要な知識
以下の知識が必要です。
※各項目をクリックすることで、該当の部分に飛べます。
scanfで値を読み取る方法
今回は、整数なので、以下の様に読み取ります。
int a;
scanf("%d",&a);
intは、型の種類の一つで、整数を取り扱います。
簡単に言うと、大きさが大きくない整数を取り扱える型です。
int型を、scanfで読み取るときの変換指定子は、dです。
変換指定子を簡単に言うと、整数を読み取るためのものです。
scanf自体は、scanf(”書式文字列”, &変数名1, &変数名2…)というふうに使用します。
書式文字列の中に、%dなどの変換指定子を書きます。
使い方は以下のような感じです。
int a; scanf("%d",&a);
if文の使い方
過去に、if文について書いていた記事がありましたので、一部引用しました。
ifという文字通り、「~なら~する」という、条件で処理を実行するか否か決めることができます。
次のように使います。
if (条件式) 処理 ;
または、
if(条件式){ 処理; }
です。
(引用元:C言語で最大値を求める - ハルの初心者プログラミング部)
ただ、私の考え方で解く場合はelse ifの知識も必要です。
以下のように使用します。
ifは最初の1つだけ、elseも最後の1つだけですが、else ifは何回でも使用することができます。
if(条件式){ /*実行すること*/ } else if(条件式){ /*実行すること*/ } else{ /*実行すること*/ }
printfの使い方
過去に、printfについて書いていた記事がありましたので、一部引用しました。
printfは、文字列を表示するための関数です。
普通は、以下のように、文字列を記述するのですが、今回は整数の計算結果を記述したいので、少し違う書き方になりましたね。
普通の文字列の場合
printf("tameshi");
整数の場合
printf("%d",sum);
このとき出てきた、%dのdが、変換指定子dです。
%d
printf内で使います。
整数を10進数で出力します。
int型に対応します。
使用例
printf("%d",10);
この場合、10と出力されます。
\n
printf内で使います。
改行を行います。
先程の変換指定子の前か後に記入します。
前に記入した場合は前が改行され、後ろに記入した場合は後ろが改行されます。
今回も、見やすく出力するために、使用しました。
printf("\n%d",sum);
こんな感じですね。
(引用元:C言語で合計値を求める - ハルの初心者プログラミング部)
for文の使い方
同じ処理を繰り返したいときに使用する関数です。
似たような機能をもつ関数として、while文もありますが、今回は、省略します。
for文は、以下のように記述します。
for(初期値;繰り返し条件;変化式){ 繰り返したい動作 }
今回はi=0から、i<5のときfor文の中身である足し算を繰り返すという処理を行いました。
より詳しく知りたい方は、こちらからどうぞ。
おすすめな記事
ABC238の、A,B,C問題の解説の記事もありますので、ぜひ読んでみてください。
まとめ
いかがでしたか?
今回最初すぐに実装方法が思いつきませんでしたが、思いついたらそんなに難しくなかったですね。
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